中古マンションの購入 | 管理費や修繕積立金に注意しましょう！

中古マンションを安く購入できた！！

と思っていたら管理費や修繕積立金で月々の支払額が大変なことになってしまった。。。

そんなお話を聞くことがあります。中古マンションの購入を検討するときについ見落としてしまいがちなこれらの費用ですが

しっかりと理解しておかないと月々の支払いが想定外に多くなってしまい生活が大変になってしまうことがあります。

例として、築25年の３LDＫ70.19㎡の中古マンションを2800万円で購入したとします。

住宅ローンの支払いは35年の0.500％の変動金利ですと72,683円です。

ここに管理費や修繕積立金がプラスされ月々の支払額が決まります。

そんな時、修繕積立金が高額なマンションを購入すると。。。

これらの支出を足してみると、なんと月々の支払額は　

72,683円　+　56,000円　＝　128,683円！？

中古マンションを購入するにあたってほとんどの方が住宅ローンを組みますが、この時に管理費・修繕積立金を含んだ返済計画を立てることがとっても大切です。

管理費・修繕積立金の値上がりに注意

管理費・修繕積立金で気を付けたいのが、「将来的に値上がりする可能性がある」ということです。 国土交通省が発表した調査のなかでは1999年の修繕積立金の平均額と2013年を比べると、15年ほどで4割以上も値上がりしているようです。

修繕積立金は建物の経年劣化に伴い修繕の必要な箇所が増えて値上がりしていきます。 一方、管理費は管理会社が変わることや物価の上昇などで値上がりする可能性があることを覚えておきましょう。

とはいえ管理費・修繕積立金は安ければいい訳ではありません。

大規模修繕の際に積立金が不足していると一時金の徴収がある場合もあります。

結局は長期修繕計画に沿って適切な金額が徴収され、しっかりと貯蓄されている物件を選ぶことが大切です。

お気に入りの物件が見つかってもすぐに申し込みを決断するのではなくこの辺りの調査をしっかりと行ったうえで購入を決めてくださいね。

ではまた次回にお会いしましょう＝＝３