木造住宅の断熱方法の違い グラスウール?吹き付け? どっちがいいの?
2022/10/08
ご案内させていただく木造新築一戸建ての断熱方法の違いについてご質問を受けることが良くあります。
本日は、そんな断熱方法の違いについてメリット・デメリットを含めてお話させていただきます。
まず一般的なのがグラスウールによる断熱方法です。まだまだコチラでの施工が一番多く感じます。
主な原材料はガラスです。リサイクルされたガラス材を使用しており、環境にやさしいエコ建材でもあります。
最近ではZEH基準のグラスウールも販売されています。
メリットは
・比較的低コスト ・火災に強い ・経年劣化が少ない ・加工しやすい(リフォームなどがしやすい)
デメリットは
・水に弱い ・施工に精度が必要
次に吹付断熱(硬質ウレタンフォーム)ですが、こちらは液状の基材を霧状にして吹き付けることで発砲・硬化させます。基材とは発泡性ウレタンと呼ばれます。※吹付断熱は独立気泡、連続気泡、スキン層の処理方法、100倍発泡、30倍発泡など様々な要因で断熱性能は変わります。
メリットは
・断熱・気密性が高い ・防音性の向上 ・防湿性が高い
デメリットは
・コストが割高に!? ・施工時に厚みが必要 ・燃えやすい ・加工が難しい(施工後の配線工事やリフォームが思い通りにいかないことも)
断熱性能に関しては素材やグレード、厚みによって異なるため、一概にどちらが優れているのか判断するのは難しいです。実際、お客様ご案内時に断熱性能の差がわかることはほとんどないです。いずれも素材としての断熱性能に大きな差はありません。また施工業者の施工技術に大きく影響を受ける場合があります。それよりも地域や気候、暮らし方などを検討して適した断熱材を選ぶことが大事です。
皆様も内覧時に気になることがあったら、どんな細かなことでもご質問してくださいね^^
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