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マイホームの購入 | 建売の新築一戸建を買う前にやっておきたい調査と知っておきたいこと

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マイホームの購入|建売の新築一戸建を買う前にやっておきたい調査と知っておきたいこと

マイホームの購入|建売の新築一戸建を買う前にやっておきたい調査と知っておきたいこと

2023/09/04

新築一戸建のマイホームは憧れであり、一生で一番大きな買い物と言っても過言ではありません。購入後に後悔しないためには、事前の調査がポイントです。

今回は、建売の新築一戸建を買う前にやっておきたい調査と知っておきたいことをお話しします。

 

 

やっておきたい調査

満足できる建売の新築一戸建を購入するポイントは「見えない箇所」にあります。地盤や基礎などの見えない箇所を調査し、問題ないことを確かめることが大切です。ただ、見えない箇所の調査は、内容によっては業者に依頼する必要や自分の足や目で確かめる必要があります。

ここからは、費用や手間がかかってもやっておきたい調査を紹介します。

 

<地盤調査>

 

地盤にトラブルがあれば、どんなにステキな建物を建てても不具合が出てきます。とくに建売の新築一戸建の場合は、必ずしも地盤調査が行われているとは限りません。新興住宅地などでは一定の面積に新築住宅をいくつも建てるため、数十軒に一軒程度で調査されていることがあります。自分が購入する敷地直下の地盤調査が行われていないときには地盤調査をした方がいいでしょう。

地盤調査で一般的な方法がスウェーデン式サウンディング試験です。大きなスクリュー状の機械を地面に押し込み地盤の強さを調査します。調査に必要な日数は1日程度で費用は10万円程度です。2m四方のスペースがあれば調査可能なため、すでに家が建っている建売一戸建でも庭を使って調査ができます。

埋立地や湿地帯だった土地や傾斜地で盛り土されている可能性がある場合は、地盤調査に加えて地盤改良の必要性について専門家のアドバイスも受けるといいでしょう。

 

<基礎調査>

 

基礎とは、建物を支える土台です。購入後、基礎のトラブルに気がついたとしても、基礎のやりなおしは現実的には不可能です。購入前にしっかりと調査する必要があります。

とはいっても、基礎は建物が建ってしまうと見えなくなります。素人が行っても外から調査することは難しいでしょう。できれば建築家や専門家に同行してもらい、床下から基礎を調査してもらいましょう。調査時間は3時間程度で費用は調査内容によって異なりますが、おおむね10万円以内です。

もしも自分の目で調査するならば、3つのポイントがあります。1つ目はピンホールです。基礎のコンクリートをみて小さな気泡のあと(ピンホール)がないかチェックします。多少のピンホールならばやむをえませんが、多い場合は強度に問題がある可能性があります。2つ目はジャンカです。ジャンカとはセメントと砂利が分かれてしまい、砂利や砂だけが固まってしまった部分です。ピンホールと同様に強度に影響が出る可能性があります。3つ目はゴミです。床下をのぞいたときにゴミが散らばっているようならば業者への信頼に問題がでてきます。

 

<交通アクセスの確認>

 

建売の新築戸建は、つい建物に注目してしまいがちです。しかし、戸建住宅はマンションと比べると駅から離れていることも多く、交通アクセスの確認は必須です。例えばパンフレットなどに「駅から徒歩10分」と書いてあっても、実際に歩いてみたら15分以上かかることもあります。実際に歩いてみたら急な上り坂があったり、長い待ち時間の信号があったりすることがあり、計算通りとは限りません。また、同じ道でも昼と夜とでは雰囲気が一変することもあります。できれば購入前に昼と夜の2回、実際に家から駅や学校など頻繁に行く場所まで歩いてみることをおすすめします。

 

 

知っておきたいこと

戸建住宅は集合住宅とは違ったポイントもあります。ポイントを知っているか知らないかで「住み心地」が変わります。

ここからは、より快適に暮らすために知っておきたいことをお話しします。

 

<気候や災害のリスク>

 

豪雨や台風によって川が氾濫し、多くの家が被災したニュースは記憶に新しいのではないでしょうか。また土砂災害も多発しています。気候や災害のリスクは、最優先で知っておきたいことです。知る方法はインターネットがおすすめです。「国土交通省のハザードマップポータルサイト」では、地震が起きたときの震度や液状化の可能性などの想定を知ることができます。気候のデータは、市区町村役場や図書館で資料をみることができます気候が変われば生活も変わります。

 

<周辺住民とのつきあい>

 

都心のマンションでは「隣人を知らない」ということもあります。しかし戸建住宅の場合は「周辺住民とのつきあいはある」と考えた方がいいでしょう。そして周辺住民とのつきあいは想像以上に住み心地に直結します。購入前にその土地ならではのつきあいの風習やしきたりを知っておくことでスムーズに新しい生活をスタートさせることができるでしょう。風習やしきたりを知る方法は、不動産会社の営業担当に聞くこともできますが、見学時に近隣住民に聞いてみると近所の雰囲気もわかり一石二鳥です。

 

<私道負担の有無>

 

戸建住宅ならではの知っておきたいポイントが私道負担の有無です。私道とは、国や自治体が所有する公道以外の道です。つまり所有権が個人や団体にあります。

建売の新築戸建では「1つの私道土地を複数で共有する」「私道を複数に分けてそれぞれ所有者がいる」「私道は地主が所有」などのパターンがあります。もしも私道負担があったときには、私道の扱いについて確認し、納得できてから購入するようにしましょう。

私道負担の有無については、重要事項説明書や広告に明示されています。

 

・おわりに

 

建売の新築戸建は、自分の目で確認できるメリットがあります。実際に自分や家族が暮らすことをイメージすると自分にとっての「本当にいい家」がわかります。

調査には費用がかかるものもありますが「安心が買える」と思えば賢い出費ではないでしょうか。じっくりと時間をかけて調査し、納得できる家を探してください。

 

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